緻密且つ大胆なグラフィックで描かれる大型キャラクターとハードロック感溢れるBGMが織りなす大スペクタクル縦スクロールシューティング。2 人同時プレイによるド派手な合体攻撃は前代未聞!
ドギューン‼
国外タイトル:Dogyuun
リリース | 1992年 |
ジャンル | 縦画面 縦スクロールシューティング |
プラットフォーム | アーケード アストロシティミニ V Steam |
ストーリー
第104惑星ラグーン。ここは全国家の防衛組織が集められた国際防衛軍本部が置かれている。この本部には、いつ襲ってくるかもしれないエイリアンを迎え撃つために特殊軍隊が組まれていた。軍隊の名は「ISM」。この軍隊は、最高のテクノロジーを駆使し、国際防衛軍が作り上げた軍事機関である。その「ISM」に、司令部から緊急出動の命令が下された。「惑星植民地ディノに異常事態発生!直ちに出動せよ‼」通信の途絶えた基地へ、ロールアウトしたばかりの新型可変戦闘機シルファーらは調査に向かった。この美しい惑星植民地ディノに、何があったというのか…。その時だった。彼らの眼に映ったものは、謎の機械生命体の巣窟と化した基地であった。「そろそろ引き上げよう。これ以上の偵察は危険だ。」「もう少し待ってくれ。あと少しでセンターポリスの情報が手にはいる。あの中にはまだ我々の仲間が大勢残っているんだ。」「だがエイリアンに発見されるとまずい。急ぐんだ!」「よし…見つけたぞ!」とその時!カイルの搭乗する偵察機が敵の大型ロボットに捕らえられ、破壊されてしまった。「カイルッ!」今、決死の逆襲が始まる。
操作方法と遊び方
8方向レバーとAボタンでショット、Bボタンでボンバーまたはスピードアップ、Cボタンで合体の3ボタンで操作します。
2P同時プレイ、途中参加可能になっています。
ショットとボンバーを使って敵を破壊していきます。
自機が空中の敵や特定の攻撃、敵の弾に当たると破壊され失います。
地上の敵に触れてもミスにはなりませんが、地上からの特定の攻撃に当たるとミスとなります。
再スタート時にはパーツを装備していない状態で始まります。
自機を全て失うとゲームオーバーになります。
全10ステージ構成です。
【アイテム】
ショットチェンジアイテム
特定の空中物を破壊すると出現します。
青→紫→緑→赤と色が変化し、取得時の色に応じたショットに変わります。
ショットと同じ色の時に取得すると5,000点獲得します。
青:メガショット
自機の前方に一直線にレーザーを撃ちます。
オプション装着時にはオプションからもレーザーが発射されます。
紫:サイコビーム
曲線を描きながらビームが自機の前方に発射されます。
地上物を優先的に追尾します。
緑:V・レーザー
雷のようなレーザーが自機の前方に2方向に発射されます。
赤:ホーミングファイアー
直角に屈折しながら敵を追尾するビームが自機の前方に発射されます。
空中物の敵を優先的に狙います。
ボンバーアイテム
特定の空中物を破壊すると出現します。
自機の装備品で取得するとBボタンでボンバーを1回撃つ事ができます。
ボンバーは敵の弾を消し、ボンバーの範囲内の敵に大ダメージを与えます。
ボンバーを撃つとパーツは消費され失います。
ボンバーアイテム装着時にCボタンを押すと自機の後ろに切り離します。
切り離したパーツは触れる事で再度取得する事ができます。
スピードアップアイテムと同時に装着する事はできません。
スピードアップアイテム
特定の空中物を破壊すると出現します。
自機の装備品で取得すると自機の左右にオプションが出現し、Bボタンを押している間高速で移動できるようになります。
オプションは特定の敵の弾を何度でも防ぐ事ができます。
スピードアップアイテム装着時にCボタンを押すと自機の後ろに切り離します。
切り離したパーツは触れる事で再度取得する事ができます。
ボンバーアイテムと同時に装着する事はできません。
1UPアイテム
特定の敵を特定のショットで倒すと出現します。
取得すると自機が1機増えます。
【合体】
Cボタンを押すと自機の後ろからプリソナービームが発射され、特定の敵を捕獲する事ができます。
捕獲した物体が大きいほど自機のスピードがダウンします。
捕獲中は得点が加算され続け、捕獲した物体を盾にする事で敵の弾を一度だけ防ぐ事ができます。
弾を防ぐと捕獲した物体は破壊され失います。
2P同時プレイ時にCボタンで2Pと合体する事ができます。
操作はCボタンを押した側に委ねられます。
2P合体時にどちらかのCボタンを押す事で合体を解除する事ができます。
- POINT1
- 特定のボスを特定のショットで倒すと100,000点か1UPを獲得できる隠しアイテムが出現します。
この時1UPを獲得すると以降隠しアイテムは出現しなくなります。
インプレッション
重厚で迫力あるグラフィック、デカいボス、最終面での大型ロボット戦など、まるで重低音ロックのようだ!タイトルの「ドギューン‼」からしてタダモノではないが、プレイをしてみるとそれが解る。これほどまでにロックンロールなシューティングゲームがあったであろうか!?激ムズシューティングとも言われているが、このノリでプレイするのがたまらなくクセになるとか…。当時のアミューズメントマシンショウでもPVを公開するなど、発売前からノリノリのロッケンローで来場者の度肝を抜いたのは間違いない!キャッチコピーの通り、「刺激に飢えた戦士(プレイヤー)たちへ…。」向けた怒涛のシューティングなのだ!
移植版
ドギューン‼ AC版移植
アストロシティミニ Vに東亜プランSTG 7タイトルのうちのひとつとしてラインナップされ、アーケード版初の忠実移植(日本国内)タイトルとしてついに収録!
ドギューン‼ AC版移植
アストロシティミニ Vでのゲーム画面。ド派手な攻撃とデカいボスやロボットまですべて再現。
ドギューン‼ AC版移植
アストロシティミニ Vでのゲーム画面。移植度は高い。