サイボーグ型宇宙戦士が様々な惑星で戦うベルトスクロールアクション。小気味よい操作感が後の格闘ゲームにも影響を与えた影の名作。
ゲットスター
国外タイトル:GUARDIAN
リリース | 1986年 |
ジャンル | 横画面 横スクロールアクション |
プラットフォーム | アーケード Nintendo Switch PlayStation4 |
ストーリー
5つの星を支配する“ビックデモール”を倒すため、いま地球から『ゲットスター』が敵惑星に送り込まれた。しかし各惑星には“ビックデモール”に支配された手強い相手が行く手を阻む…。
操作方法と遊び方
8方向レバーとパンチボタン、キックボタンで操作します。
レバーの上で真上ジャンプ、斜め右上で前ジャンプ、斜め左上で後ろジャンプ。
右で前進、左で後退し、下方向でしゃがみます。
パンチとキックを使って敵を破壊していきます。
ステージスタート時はエネルギー4つから始まります。
自機が敵の攻撃に当たるとエネルギーを1個失います。
4つ全て失うと自機は破壊され失います。
再スタート時にはパワーアップはリセットされ、エネルギー4つから始まります。
自機を全て失うとゲームオーバーになります。
ステージは全6面構成です。
【アイテム】
レッドバルーン
2個取得で通常の2倍の攻撃力のパンチにパワーアップします。
更に4個取得で敵に与えるダメージが大きくなります。
更に8個取得でパンチボタンを押したままで強烈なパンチを繰り出します。
ボックスアイテム
色が一定時間で青色→赤色→黄色と変わっていき、ループします。
取得時の色によって効果が異なります。
青色取得時にはパンチボタンでビームが発射できるようになります。
画面右下にメーターが現れ、メーターが無くなるまでビームを撃つ事ができます。
赤色取得時にはエネルギーゲージが1つ回復し、全回復時には3,000点を獲得します。
黄色取得時には10秒間無敵になります。
画面右下にメーターが現れ、メーターが時間経過で無くなるまで無敵状態が維持されます。
- POINT1
- 倒すと10,000点の高得点キャラクターが隠されています。
インプレッション
東亜プランとしては珍しいジャンルにあたるこのタイトルは、レバーで主人公を操作し、ボタンでパンチとキックを使いわけて進むというノーマルなアクションゲームである。がしかし、飾らない主人公ロボットや愛くるしさまで感じてしまうような敵キャラのデザイン、そこにきて独特の世界観が何とも言えないイイ味を出している。それがよりこのゲームに引き込まれていく要素でもあり、シンプルながら奥の深さを感じられるゲーム性とマッチングしている。当時は国内はもちろん、海外でも稼働しているタイトルであるためそこそこの人気はあったと記憶しているが、現在のレトロゲーム熱で若いファンもこのタイトルを口にする人もいる。東亜プランのグラフィッカーだった社員の中にもこのタイトルに引かれ入社を決めた物もいるとか…。
移植版
ゲットスター AC版移植
PlayStation4とNintendo Switch用の『究極タイガーヘリ -TOAPLAN ARCADE GARAGE-』のパッケージ版収録、及びDL版DLCとして完全移植された『ゲットスター』アーケード版。
ゲットスター AC版移植
『究極タイガーヘリ -TOAPLAN ARCADE GARAGE-』のパッケージ版収録、及びDL版DLCとして移植度の高い『ゲットスター』アーケード版。
ゲットスター AC版移植
『究極タイガーヘリ -TOAPLAN ARCADE GARAGE-』でのゲーム画面。パッケージ版収録、及びDL版DLCには海外版ゲットスターの『GARDIAN』も収録されている。